吹田市にある吹田市立博物館様の旗ポール3本の修繕をさせていただきました。
3本とも冠頭部を含む全ての部材を交換希望ということで、今回は高所作業車での交換です。
旗ポールを立てられてから、修繕をするのは今回が初めてということもあり、取り外した各部材が現在の物とは形状が異なっており、歴史を感じました。
旗ポールを使用されるお客様が、安全に、快適に、そして一日でも長く旗ポールを使用できるように、より良い部材へと改良を重ねてきたメーカー様の熱意が伝わってきます。
昔のタイプの冠頭部は、ポールに冠頭部をスポッとはめ込むタイプでした。
現在は、はめ込んだ冠頭部をさらにビスで固定する仕様になっている為、新たにポールにビス穴を開ける作業も必要となります。新たにあけた穴と、冠頭部の穴の位置をピタッと合わせる職人さんの技術が素晴らしかったです。
無事3本とも修繕完了です。
修繕後、さっそくお客様が旗をあげてくださいました。
「お~、こんなにスムーズに旗があがるんやな。」と喜んでいらっしゃる姿を見て、すごく嬉しい気持ちになりました。
最後にお客様が、
「旗ポールはずっとここに立ち続けるけど、旗をあげていくメンバーは変わっていくやろうから、正しい使い方をきちっと伝えていく必要があるな。」と話されているのを聞いて、なるほど、確かにその通りだなと感じました。
これからも大切に使い続けていただければありがたいです。
この度はありがとうございました。
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