宝塚市立中央図書館様より、旗ポールのロープ交換のご依頼を受けて修繕させていただきました。
3本のうち1本の旗ポールに関しては、20年以上使用されていないとのことで、
ロープが苔により真っ黒に変色しており、カチカチに硬化していました。
触った感触としては、木の枝のような硬さで、いつもの修繕方法で修繕できるか少し不安もありました。
硬化したロープを使用し続けると、旗の昇降時に力を入れないとロープが動かないので滑車やポール本体にも負担がかかってしまい、劣化の速度を速める原因の1つになります。
残りの2本のロープに関しては毎日使用されているとのことですが、やはりこの2本も経年劣化しており、
ロープのほつれや、硬化が目立ちました。あと少し修繕のタイミングが遅ければ、ロープが切れていたかもしれないので、いいタイミングでの修繕となりました。
少し不安のあった真っ黒なロープも、試行錯誤の上無事に交換することが出来ました。
緊張感のある現場ほど、修繕の達成感がありますね。
撤去したロープを見比べると、旗の使用頻度や、ロープの種類によって劣化具合が変わってくることが
よく分かります。
さっそく旗を取り付けて、お客様に旗をあげていただきました。
旗がスルスルとあがっていくので、「気持ちいいなー」と喜んでおられました。
10月になり、読書の秋の季節となりましたね。
図書館にも多くの方が足を運ぶことだと思います。
私も、この季節を楽しみにしていた1人です。
宝塚市立中央図書館に来られた際は、ぜひ綺麗に生まれ変わった旗ポールをご覧くださいね。
この度はありがとうございました。
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