旗ポールは新しい建物の場合、竣工に合わせて建柱準備していただいています。

特に国旗掲揚が継続的に行われている会社や公官庁では建設計画に旗ポールの建柱が含まれていることが多いようです。

今回はそれ以外の建柱のケースとして、記念奉納としての百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産での旗ポールと、奉納として行われた幟(のぼり)ポールについてお話しいたします。

建柱されるケース

・建物建設計画に含まれるもの
・記念事業や奉納

百舌鳥・古市古墳群世界遺産での旗ポール

さて、令和初の日本で世界文化遺産に登録された百舌鳥・古市古墳群ですが、日本では21件目の登録になるようですね。調べていませんが、世界遺産に関連して旗ポールを建注させていただいたのは初めてのことです。(旗ポールNO.203)

この9月の晴天の日に百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産で旗ポールの建柱工事をさせていただきました。古い旗ポールから新しい旗ポールへの建て替えでした。

旗ポールも一番長いものを希望されていたので〇〇mの基礎ブロックも700mm×700mm×1500㎜とかなりのスケールで、大きな古墳に見合った大きなスケジュールでした。この旗ポールは世界遺産登録記念に堺市に送られたもので、御影石の石碑も一緒に贈呈されたようです。

今回は地元の方から堺市へ寄贈されたものですが、大阪初、令和初、古墳があることを誇りに思う地元の方の思いが込められているかと思うと建柱後はとても感慨深いものでした。旗が風になびく様子は、そういった気持ちも伝わってきます。

奉納としての幟ポール

もう一つは、妙本寺の住職の方から依頼があった。幟ポールです。(旗ポールNO.204)住職の方のたっての希望で幟ポールを建柱させていただきました。長く続くお寺さんでは、季節ごとの行事もあり檀家さんなど関係者が訪れることも多くあります。

幟の建柱をさせていただいき発見したのですが、写真に写りこむことでどこのお寺でとったのか、どんな季節の行事だったのかがとてもわかりやすくなります。
住職の方はそれを意図していたのか確認はしておりませんが、幟があるということは檀家さんなどにとっても、地域の人にとっても役にたつものですね。

旗の役割

旗には、いろんな役割があると思います。古市古墳群でのケースのように静かな誇りの意思を表す魅力があるのかと常に考えております。

つまり、主役はあくまでも建造物、今回の場合は古墳なのですが、それを誇らしくおもっている方々のために、そっと掲揚されることになります。お寺における幟の掲揚も同じ効果を意図されていたとおもいます。

つい先日行われましたラグビーワールドカップでもゲーム開始前に各国の国旗が両サイドに広げられているのを見ておりました。

選手が主役で、次元の高いプレーに魅了されたわけですが、誇りをかけて戦う姿に国旗を重ねて応援にも熱がはいってしまいました

工場、会社、学校や市役所にあるものも集団の帰属意識の象徴として使われているのではないでしょうか。国旗掲揚などご検討していただいている方があれば、廣岡屋商事株式会社にお声がけいただければ幸いです。

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