あけましておめでとうございます。旗ポール建て隊です。
昨年中は、旗ポール建て隊のブログをご覧いただきありがとうございます。おかげさまで徐々にアクセスが増えているようです。
2021年になりましたが、まだ新型コロナウイルスの影響により我慢の日々が続いています。私ども建設業も先行きが見えませんが、みなさん踏ん張ってまいりましょう。今年は明るい年にしたいですね。
さて、2021年最初のテーマは、阪神間でも重要なイベントとそれに関する旗の話です。
「1月17日の半旗」
当社がある西宮市は26年前の阪神大震災で大きな被害を受けた地域です。当時、本社ビルは阪神西宮駅のすぐそばにあり、26年前の1月17日早朝の大地震で大きく街並みが変わりました。
あれから26年、爪痕はまだ残る個所もあり、震災で多くの被害を受けた阪神地域では、毎年、追悼イベントが行われていましたが、今年はコロナウイルスの影響により多くの追悼式典が中止になってしまいました。
そんな中でも、市役所、消防署、警察署や市内の建物に設置された旗ポールでは、1.17の記憶を未来につなぐため半旗が掲揚されていました。
静かな追悼の在り方として、半旗があるようです。静かではありましたが、忘れてはいけないことをしっかり伝えているようでした。
「半旗とは?」
半旗とは、写真のように旗がポールの半分のところで掲揚されている状態で、弔意を示すために用いられる旗の掲揚方法です。阪神大震災のあった1月17日、東北大震災の3月11日、福知山脱線事故があった4月25日、終戦記念日8月15日などなどで半旗を見ることができます。
半旗は海洋文化と関係が深く、船上のルールに基づいています。半旗が使われる前は、国旗に喪章をつけて掲揚する方法が用いられていたのですが、洋上では喪章が見えないことから半旗になったと言われています。
直接会って、言葉では伝えにくい状況下でも弔意がしっかりと態度で伝わる国際間のマナーといったところです。
「半旗のルール」
(半旗を上げる時のルール)
半旗を掲揚する際は、一度、最上位まで掲揚し、半分まで降ろすのがルールとなっています。下から1/3程度とするところもあるようですが、組織特有のルールがあるので明文化しておくといいでしょう。
(半旗を下す時のルール)
半旗を下す時は、最上位まであげてから降ろすのがルールです。
※逆に、国旗を掲揚する場合は途中でとめると半旗に見えてしまうことから、しっかり上まで上げておかなくてはいけないと担当者の方に教えていただいたことがあります。
「半旗による追悼」
今回、コロナ禍の半旗を見てあらためて思ったのは、旗はメッセージ性の高いものということでした。
以前、旗を建てる意味について、集団をまとめることができる効果(https://hata-pole.com/wp/archives/1210)に触れましたが、その集団が弔意をどう表現するかはいろいろあるかと思いますが、半旗が伝える弔意は静かでしたが十分メッセージが伝わってきました。
いろんな人が参加し、小さな子供たちに伝えるために様々な工夫をこらしたイベントも素敵ですが、コロナ禍では旗ポールを使って、3密をさけながらでも静かに弔意を示すこともできるのではないかと改めて考えることができました。
「旗ポールの利用について」
旗ポール(旗を飾る棒のこと)で半旗を上げる場合、久しぶりに上げる場合は、ロープが硬くなり無理に引くとロープが断絶し、ロープが滑車から外れるなど故障の原因となります。そうした修理には高所作業車が必要になりますので、定期的に動かして動作の確認をされることをお勧めします。
故障かなと思ったら旗ポール建て隊にお声がけください。最低でも5mはあるものですので登ったりせず、劣化もすすんでいるケースもありますので、我々、旗ポール建て隊に気軽にご相談ください。
「調査依頼を受けつけております」
さて、廣岡屋商事の、旗ポール建て隊では、旗ポールの修理、設置、建て替えも承っております。いますぐでなくても、長いこと旗ポール建ってるけど、大丈夫かなといったケースでも調査にうかがいますので、お声がけください。ホームページからのお問い合わせお待ちしております。
https://hata-pole.com/wp/
「保守メニュー紹介」
12カ所の点検項目を定期的に実施することで、故障予防に役立てていただいています。詳しくは下記URLよりご覧ください。
https://www.hirookaya.com/maintenance/
「式典イベントのためのレンタル旗ポールメニュー紹介
(商品名:ジラフポール)」
式典、イベントなどで大型、長物の旗(旗を建てる棒)がご入用な場合に、レンタル製品もご用意しております。国際イベントや警察や自衛隊の「式典」「観閲式」など国旗掲揚など重要なシーンにお役立てください。
環境負荷にやさしく、高く存在感のある当社「ジラフポール」が皆様の式の風格を高めるお手伝いをいたします。
詳しくはホームページ(https://giraffe-fp.com/)をご覧ください。
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