エクシブ淡路島様よりご依頼をいただき、旗ポールの修繕に伺いました。
淡路島は寒い時期に行っても、南国感が漂っていて、気持ちが穏やかになりますね。
今回のお困り事は、「旗が降りてこないので何とかしてほしい」という内容でした。
旗ポールの種類は、フリーリングが特徴のサンポール社製FHHです。
長年ご使用いただいていることもあり、全体的な経年劣化が見られましたが、確かに
いくらワイヤーを動かしても、旗が降りてきません。
この場合、当日は高所作業車での作業となります。
ホテルを利用されるお客様の事を考慮して、作業時間や高所作業車の停める位置などを
しっかり打ち合わせをしてから、作業開始です。
いざ、高所作業車に乗って冠頭部(ポールの一番上の部分)を確認してみると、ビックリ!!
冠頭部が何らかの衝撃を受けて、陥没していたのです。
この衝撃により、冠頭部内の滑車が破損し、破損箇所にワイヤーが挟まって動かなくなったのだと思われます。
ワイヤーが滑車部分に挟まって動かなくなる原因は他にもあります。
必要以上の負荷がワイヤーにかかると、樹脂素材の滑車がワイヤーでこすられていくうちに、次第にすり減っていき、すり減った部分にワイヤーが挟まって動かなくなってしまうというケースです。
現調の際に、ポールの症状からある程度不具合の原因を判断することは可能ですが、
高所作業車で目視確認をすることで、改めて詳しい原因を知ることができます。
今回は、冠頭部の他にも、フリーリング、旗金具等も交換させていただきました。
旗ポールを使用するにあたり、「いつもより動作が重く感じる」「旗が降りてきづらい」等、
少しでも異変を感じたら、無理矢理に使用を続けるのではなく、早めに弊社までご相談くださいね。
この度はありがとうございました。
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