―黒田官兵衛と旗の関係-

「旗による地域社会との関わり方」

2年前に調査依頼をいただいていた射楯兵主神社(いだてひょうずじんじゃ)様の旗ポールの施工に先日いってきました。当初お声がけいただいた時は13mでの高さを予定していたのですが、18mの高さで施工をさせていただきました。

旗は、見る人の帰属意識を形成するという話を前回のブログでも触れましたが、歴史のある寺社仏閣からも旗ポールの依頼があります。見る人の帰属意識を形成といいましたが、簡単にいうと地域の人たちとのつながりをつくるアイテムです。

もちろん、旗以外にも参加意欲を高める方法はたくさんありますが、でも旗は建てるだけ、それも高ければ高いほど、広くの人からも目に入り、参加意欲が高まるからだと思います。比べたことはないですが、他の手法よりもずっと楽に参加意欲が促せるアイテムだと思います。

姫路市の射楯兵主神社周辺には、風光明媚は山やそれこそ姫路城があり高い建物はありますが、遠くからみて存在がわかる存在はきっと地域の人の心の支えになっていると思います。旗を見て、七五三祝い、初詣、大祓など神社のイベントを想起してもらえることが、大事です。

「黒田官兵衛と旗の意外な関係」

ご依頼のあった播磨国総社 射楯兵主神社は、歴代の守護職・姫路城上巣の崇敬を受けてきた大社のようで、古くからこの地域ではシンボリックな存在であったことが伺えます。黒田官兵衛さんもその保護に努めていたようです。

また、豊臣秀吉より軍陣で旗を立てる許しを得た、黒田官兵衛も播磨国総社で7日間にわたり祈祷をおこない毎日参拝したことがホームページに書かれておりました。

今日の旗とは幾分デザインが異なるとはおもいますが、黒田官兵衛も旗の大事さを理解して、お参りをされていたようです。軍陣におけるモチベーションアイテムをさらに盛り上げようとしてた様子が伺えます。当時の心境は勝手な想像ですが、さすが策士官兵衛も重要視していたことが伺えるエピソードです。
http://sohsha.jp/under02.php

「当社最高の高さ(18m) の工事実施」

さて、工事の状況です。今回も晴天でした。
長物金物は得意な弊社ですが、さすがに18mのポールは初めてです。甲子園球場のボールネットはもっと高いですが、ポールにはポールの難しさがあります。

既設のポールは昭和53年と銘が刻まれていました。献灯建立記念に建てられたようです。これをみると石碑や銅像と同じ建築物といった扱いです。

工事車両が入らないかと思うぐらい狭い場所でした。調査してからおこなうので大丈夫なのですが、いざ見るとドキドキします。

既設のポールの施工時には周りの石など障害物がなかったそうですが、年月の経過により色々と建造物が増えてきて これを活かしながら施工は中々の至難の業でした。

搬入経路も制限があり クレーンや重機の搬入計画を決めるのにかなり苦労しました。長い旗ポールなので基礎コンクリートも大きく作りました。

「ビフォーアフター」

完成後のビフォーアフターです。

ビフォー

アフター

横にある木よりも高い旗が建ちました。

地域の祭事のたびに旗が揚り、一人でも多くの方がこの旗を見上げてもらえれば、きっと射楯兵主神社様を中心とした地域のつながりも深まると思います。

「調査依頼受けつけております」

さて、廣岡屋商事の、旗ポール建て隊では、今回のような、少し難しい場所での旗ポールの建て替えも可能です。いますぐでなくても、長いこと旗ポール建ってるけど、大丈夫かなといったケースでも調査にうかがいますので、お声がけください。ホームページからのお問い合わせお待ちしております。

「保守メニュー紹介」

12カ所の点検項目を定期的に実施することで、故障予防に役立てていただいています。詳しくは下記URLよりご覧ください。
https://www.hirookaya.com/maintenance/

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